「公益通報者保護法」って?
ここを読んでおけばよさそう
口頭試験で聞かれる可能性あるので一読しておこう
メモ「勉強法」
これよさそう!
メモ「問題と課題の違い」
問題:あるべき姿と現状との差
課題:問題解決のために遂行すべきこと
あるべき姿の確認→現状の分析→問題提起→課題提案
技術士に求められる資質能力(コンピテンシー) とは
技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)とは以下に定義されている
(引用:技術士に求められる資質能力(コンピテンシー):文部科学省)
専門的学識
技術士が専門とする技術分野(技術部門)の業務に必要な、技術部門全般にわたる専門知識及び選択科目に関する専門知識を理解し応用すること。
技術士の業務に必要な、我が国固有の法令等の制度及び社会・自然条件等に関する専門知識を理解し応用すること。
問題解決
業務遂行上直面する複合的な問題に対して、これらの内容を明確にし、調査し、これらの背景に潜在する問題発生要因や制約要因を抽出し分析すること。
複合的な問題に関して、相反する要求事項(必要性、機能性、技術的実現性、安全性、経済性等)、それらによって及ぼされる影響の重要度を考慮した上で、複数の選択肢を提起し、これらを踏まえた解決策を合理的に提案し、又は改善すること。
マネジメント
業務の計画・実行・検証・是正(変更)等の過程において、品質、コスト、納期及び生産性とリスク対応に関する要求事項、又は成果物(製品、システム、施設、プロジェクト、サービス等)に係る要求事項の特性(必要性、機能性、技術的実現性、安全性、経済性等)を満たすことを目的として、人員・設備・金銭・情報等の資源を配分すること。
評価
業務遂行上の各段階における結果、最終的に得られる成果やその波及効果を評価し、次段階や別の業務の改善に資すること。
コミュニケーション
業務履行上、口頭や文書等の方法を通じて、雇用者、上司や同僚、クライアントやユーザー等多様な関係者との間で、明確かつ効果的な意思疎通を行うこと。
海外における業務に携わる際は、一定の語学力による業務上必要な意思疎通に加え、現地の社会的文化的多様性を理解し関係者との間で可能な限り協調すること。
リーダーシップ
業務遂行にあたり、明確なデザインと現場感覚を持ち、多様な関係者の利害等を調整し取りまとめることに努めること。
海外における業務に携わる際は、多様な価値観や能力を有する現地関係者とともに、プロジェクト等の事業や業務の遂行に努めること。
技術者倫理
業務遂行にあたり、公衆の安全、健康及び福利を最優先に考慮した上で、社会、文化及び環境に対する影響を予見し、地球環境の保全等、次世代に渡る社会の持続性の確保に努め、技術士としての使命、社会的地位及び職責を自覚し、倫理的に行動すること。
業務履行上、関係法令等の制度が求めている事項を遵守すること。
業務履行上行う決定に際して、自らの業務及び責任の範囲を明確にし、これらの責任を負うこと。
となっている。技術士試験に合格するためにはコンピテンシーに関して理解する必要があると思う。まず一つ一つひも解いていこう。
まずコンピテンシーとはなにか意味をしらべてみる
competency :資格、能力
ネットで調べてみると「職務や役割において優秀な成果を発揮する行動特性」とある
。つまるところ技術者においては優秀な人の考え方や行動の仕方ということではなかろうか。その中でも技術士たりえる人の能力を提示しているのである。
大まかな意味は理解できた。ではその能力とは何か?それが以下であるということだ。
①専門的学識
技術士が専門とする技術分野(技術部門)の業務に必要な、技術部門全般にわたる専門知識及び選択科目に関する専門知識を理解し応用すること。
技術士の業務に必要な、我が国固有の法令等の制度及び社会・自然条件等に関する専門知識を理解し応用すること。
要するに専門知識だ。技術者には当然専門分野がありその知識を理解・応用しながら業務を進めているはずだ。
②問題解決
業務遂行上直面する複合的な問題に対して、これらの内容を明確にし、調査し、これらの背景に潜在する問題発生要因や制約要因を抽出し分析すること。
問題解決といえば要因分析やPDCAなんかが業務で使っていた。問題を解決するだけならば誰しもが業務で経験があるのではないだろうか。
複合的な問題に関して、相反する要求事項(必要性、機能性、技術的実現性、安全性、経済性等)、それらによって及ぼされる影響の重要度を考慮した上で、複数の選択肢を提起し、これらを踏まえた解決策を合理的に提案し、又は改善すること。
問題を解決するだけでなく問題を解決する方法を複数提案しろと言っている。当たり前だが大体の問題はコストと時間をかければ解決する。いろいろな条件を考えて問題解決に向けた提案をする必要がある。
③マネジメント
業務の計画・実行・検証・是正(変更)等の過程において、品質、コスト、納期及び生産性とリスク対応に関する要求事項、又は成果物(製品、システム、施設、プロジェクト、サービス等)に係る要求事項の特性(必要性、機能性、技術的実現性、安全性、経済性等)を満たすことを目的として、人員・設備・金銭・情報等の資源を配分すること。
マネジメントといえば管理職の仕事という漠然としたイメージしか持っていないのだが、技術士としては前述の「人員・設備・金銭・情報」の管理分配、所謂マネジメントなのだろう。
④評価
業務遂行上の各段階における結果、最終的に得られる成果やその波及効果を評価し、次段階や別の業務の改善に資すること。
業務を終わりっぱなしにしないでその仕事を分析し次に生かせということだろう。
⑤コミュニケーション
業務履行上、口頭や文書等の方法を通じて、雇用者、上司や同僚、クライアントやユーザー等多様な関係者との間で、明確かつ効果的な意思疎通を行うこと。
海外における業務に携わる際は、一定の語学力による業務上必要な意思疎通に加え、現地の社会的文化的多様性を理解し関係者との間で可能な限り協調すること。
多様な関係者…上司だったり後輩だったり客先だったり、いろいろな人に対して効果的、明確な意思疎通を行う必要があるのだろう。効果的とはなんだ…。コミュニケーションといえば他人と話すというイメージなのだが私の認識と違うのだろう。改めねば。
⑥リーダーシップ
業務遂行にあたり、明確なデザインと現場感覚を持ち、多様な関係者の利害等を調整し取りまとめることに努めること。
海外における業務に携わる際は、多様な価値観や能力を有する現地関係者とともに、プロジェクト等の事業や業務の遂行に努めること。
多用な関係者の利害等を調整…リーダーシップとはみんなをまとめ導くという考えだったが技術士では違うらしい。多様な関係者…前述の言葉と同じ意味だろう。リーダーシップとコミュニケーションで明確に役割の違いを明記しているのは面白い。
⑦技術者倫理
業務遂行にあたり、公衆の安全、健康及び福利を最優先に考慮した上で、社会、文化及び環境に対する影響を予見し、地球環境の保全等、次世代に渡る社会の持続性の確保に努め、技術士としての使命、社会的地位及び職責を自覚し、倫理的に行動すること。
業務履行上、関係法令等の制度が求めている事項を遵守すること。
業務履行上行う決定に際して、自らの業務及び責任の範囲を明確にし、これらの責任を負うこと。
技術士として必要な倫理だ。肝に銘じておこう。
これらのコンピテンシーを意識して今後の試験対策を行っていこう。